律子書きたかってん
他キャラ名前だけ出るのと長めの付き合いにしたかったのでタグはミリオンとさせていただきました
味が濃いかもしれないのでお口に合わなかったらごめんね？
次から投下します

Ｐ「りっちゃんよぉ～、なんかアレだよなぁ？もう最近はアレな感じで、そういうー……時期だな？」

律子「アレだなアレだなって……どういう時期なんです？プロデューサー。」

Ｐ「倦怠期だよ倦怠期、最近冷たいじゃん。というか環くらいだな、最近仲良しフルスロットルなの、昨日だって一緒にヤモリ探しに行ったし。」

律子「あぁ、てっきり梅雨のことかと。にしてもプロデューサーと環は仲が良いですよね、……精神年齢が近いんですかねぇ～？」

Ｐ「確かに環は急に核心を突いたり穿った見方もすることあるし、大人っぽいところはあるよな。」

律子「そういうことじゃなくてですねぇ……はぁ……。というか仕事してくださいよ、私もアイドルとしての仕事に劇場の皆のフォローやアドバイスで忙しいんで昔みたいに手伝ったりできませんよ？」

Ｐ「やってるって。ガガガッ！ガガガッ！ガオガイガー！！って感じでもうガンガンやってるって。」

律子「……」

Ｐ「そんな初めてイタリアに行った旅行者がダビデ像を見るような目で見んなよぉ～。」

律子「どういう目ですかどういう。最近全然やってるとこ見ないですけど本当大丈夫なんですか？」

Ｐ「りっちゃん最近忙しいし、たまたまみなかっただけでしょ。アオノリも奈緒の為に量子コンピュータ化して手伝ってくれてるし。」

律子「はぁ！？いやいや、量子コンピュータなんて流石に……」

Ｐ「つーことでよぉ、倦怠期解消の為に散歩行こうぜー、ちょっと待ってくれ今シルバー巻いてるから。」

律子「ちょっと！！待ってくれじゃなくて色々説明を！！というか今梅雨なんですけど！？今日もこれから降り始めるとか！」

Ｐ「梅雨だろうがなんだろうが律子と散歩してえんだよ俺はよォ！！！」

律子「なっ……」

Ｐ「うっし、じゃあ行くか！！」

律子「あー、もう！待ってくださいよプロデューサー！」

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律子「で、どこか目的地はあるんですか？」

Ｐ「あったら散歩にならんでしょうよ、りっちゃんともあろう者がそんなこともわからぬとは……りっちゃんの名が草葉の陰で泣いてるよ……」

律子「りっちゃんあんたの目の前で元気に生きてんでしょうが。」

Ｐ「ほ？」

律子「やめてください気色悪い、はったおしますよ？」

Ｐ「よし、楽しく話せたな。」

律子「どこがですか！？……って言いたいところですけど楽しいのは楽しいんですよね、プロデューサーとこういうことするの。」

律子「気が抜けて心が楽になってまた頑張ろうって気になれるんです。…………聞いてます？」

Ｐ「ごめん、お尻掻いてた。」

律子「あぁ……そうですか。誘っておいてお尻を掻くと。なんでこんなになっちゃったかなぁ、前はもっと大人の雰囲気があったはずなんだけど。」

（コイツはまこまこりんロボ、その名の通り口からいなり寿司を出す。）

（力こそパワーだし経験こそエクスペリエンスだと思わないか？）

（春香のどんがらで音MAD作ってみたんだけどどうよ？）

Ｐ「存在しない記憶……！！」

律子「あんたが今勝手に変なモノローグ入れたんでしょうが。」

Ｐ「バレてたのか！？」

律子「バレるも何も2人しかいないんだから私じゃなかったらプロデューサーしかいないでしょうが。」

Ｐ「それもそうか、確かにそうだな。」

律子「にしても元々こうだったのかな……流石にこんな人じゃ……」

Ｐ「考え込んでるけど雨降ってきてんぞ、弱めだけど。」

律子「えぇっ？……あっ、本当。」

Ｐ「ああ、それと、見えてなかった部分がはっきり見えるようになったってことは俺と律子との距離が縮まったってことでしょ、多分。」

律子「急に冷静にならないでくださいよ、びっくりしちゃうじゃないですか。」

Ｐ「あぁ、すまん。慣れてくれ。とりあえず折り畳み傘は持ってきてあるから、デデーン。」

律子「えぇ……？あんな出方したのに妙に用意良いじゃないですか。」

Ｐ「え？出る前にシルバー巻いてるって言ったじゃん。」

律子「シルバー……？」

Ｐ「ほらこれ、留め具。銀ボタン。」

律子「あれってそういうことだったんですか！？わかりませんよ普通！？」

Ｐ「そう？んじゃあ、これとりあえず律子使いなね。」

律子「いやいやいやプロデューサーが濡れちゃうじゃないですか。」

Ｐ「気にすんなって、律子を雨に晒して風邪引かれたら悔やんでも悔やみきれないし。というか引っ張り出したの俺だし。」

律子「私もプロデューサーが濡れて体調崩したりしたら嫌です。」

Ｐ「……」

律子「2人で使いません？」

Ｐ「折り畳みだから無理でしょ、1人で使いなさいって。連れてきた時点で降ったら律子に使わせて俺は上着で凌ぐって決めてたし。」

律子「頑張れば入れますって、ほらこっち来る！」

Ｐ「ちょっ……」

律子「肩濡れちゃいますからもっと引っ付いて！はい、ぎゅっー！」

Ｐ「りっちゃん？律子さん？あの、引っ付きすぎじゃないですかね？」

律子「これくらいしないと濡れちゃいますからね～、ふふっ。」

Ｐ「なんか機嫌よくない？」

律子「なんだかんだ楽しかったので。昔のことを思い出してあの頃は憧れだったなぁとか、相変わらず用意は良いんだなぁとか、あとはまあ……いろいろ？」

Ｐ「いろいろって何よ、いろいろって。というか昔は憧れって地味に酷くない？今は何なんだ……」

律子「今……？今は……言えませんよ、まだ。」

Ｐ「えぇ……？」

律子「そのうち、そのうちわかりますよ。」

律子（いつか伝えてみせますから、待っててくださいね？プロデューサー。）
終

以上です、以前の作品に出したまつりや歩と合わせて19歳組はリアクションやプロデューサーとの関係性が自分に合ってて書きやすいなと思います
毎度短めで枯れ木も山の賑わい程度にしかなってない気がしますが気に入っていただければありがたいです

子連れ狼とちゃうンかい!

乙
ネタが多くて面白かった

乙
りっちゃん可愛い